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世界のチップ事情
日本では戸惑われ、アメリカでは給料の一部。同じ行為でも、パスポートのスタンプしだいで意味が正反対になります。表は40カ国をカバーしています。
| 国 | 習慣 |
|---|---|
| ブラジル | 会計に10%のサービス料。法律上は任意 |
| アメリカ | 15〜20%が事実上の義務。店員さんの生活給です |
| 日本 | チップの習慣なし。渡すと戸惑われることも |
| 韓国 | 習慣なし |
| 中国 | 外資系ホテルを除いて習慣なし |
| フランス | 法律でサービス料込み。端数を丸めれば好印象 |
| ドイツ | 端数の切り上げか5〜10%。支払い時に金額を伝える |
| イギリス | 10〜12.5%。会計にすでに載っていることも多い |
| イタリア | コペルト(席料)が会計に。追加のチップはまれ |
| スペイン | 端数を丸める程度。観光客は地元の人より多く置きがち |
| ポルトガル | レストランで5〜10%。義務ではない |
| スイス | 法律で込み。端数を丸める |
| オランダ | 込み。端数の切り上げが一般的 |
| スウェーデン | 込み。サービスが良ければ端数を丸める |
| ポーランド | 10%が標準 |
| ロシア | レストランで10% |
| トルコ | 5〜10%、現金で |
| ギリシャ | 端数を丸めるか、10%まで |
| カナダ | アメリカと同じく15〜20% |
| メキシコ | 10〜15%(プロピナ) |
| アルゼンチン | 現金で10% |
| チリ | 10%が推奨額として会計に印字される |
| コロンビア | 「10%を含めてよいか」と聞かれる |
| ペルー | 高級レストランで10% |
| インド | 5〜10%。ホテルはサービス料を加算 |
| タイ | 期待されない。お釣りの小銭を残すと好印象 |
| ベトナム | 習慣なし |
| インドネシア | 5〜10%。会計に含まれていることも |
| シンガポール | 会計に10%のサービス料 |
| 香港 | 会計に10%が加算される |
| オーストラリア | 任意。特別な機会に10% |
| ニュージーランド | 任意 |
| アラブ首長国連邦 | 10〜15%。込みのことも多い |
| サウジアラビア | 込みでなければ10% |
| エジプト | 約10%のバクシーシが文化の一部 |
| モロッコ | カフェで小銭、レストランで10% |
| 南アフリカ | 10〜15% |
| ケニア | 観光客向けレストランで10% |
| ナイジェリア | 10%。会計に含まれていることも |
| イスラエル | 12〜15%、できれば現金で |
地球のチップ文化は3つのモデル
世界は3つの文化圏に分かれます。アメリカ型(チップこそが給料。15〜20%で事実上の義務)、ヨーロッパ型(法律でサービス料込み。端数を丸めるのは礼儀)、そしてアジア型(良いサービスは当たり前のもの。日本や韓国でチップを押しつけると、お互いに気まずくなるだけです)。日本はアジア型のいわば本家で、「おもてなし」はチップという対価を前提にしません。旅行者の黄金律はこうです。現金のチップは給仕してくれた本人にまるごと届く、カード経由では届くとは限らない。そして二重払いの罠にご注意を。サービス料込みの国でさらに15%置くのは、同じものに2回払うことです。
出典: 各国の公式観光ガイドと現地の労働法制からの編集。習慣はゆっくりとですが変わります。迷ったら「サービス料は含まれていますか?」と聞くのが確実です。
最終更新: · 計算方法と出典